RとLでひと騒動 国連と米・国務部
RとLでひと騒動 国連と米・国務部
ニューヨークにある国連本部は23日、
パンギムン事務総長の発言をめぐって騒動が続いた。
その前日、エルサレムで、米ケリー国務長官に続き
パンギムン事務総長が口をひらいたところ
記者団の1人の記者から質問が飛んだ。
「ハマスを支援するカタールが金を出した飛行機で
ここイスラエルに来たのは適切か」
それに答えた文言が発端となった。
米国務部のホームページには
We do not have much time to weigh the rules.
<われわれは規則を熟考する多くの時間がない> かな?
ところが国連のホームページには
We do not have much time to wait and lose.
<われわれは待って失う時間が多くはない> かな?
結局、国務部が国連の表現にあわせて決着した。
外交の消息通は言う。
「国務部が、専門家が書いたものを修正するなんて前例がない。
事務総長に対する米国の配慮がそうさせたようだ」
国連の消息通は語った。
「パン総長の発言を直接聞いた人も
rules と言ったのか lose と言ったのか
よくわらなかった。
つまるところ、韓国人の弱点 R と L の発音から発生した騒動だ」
英語の難しさ
が露呈したような内容だ。
もしこういう発音違いが
国際紛争などをひきおこしたら、と思うとゾッとする。
本人の意図しないことだけになおさらだ。
さてこの場合の問題は、
日本人も苦手とするRとLだけの問題ではない。
英語は多数の1音節語を含み、それが連音して発音される、
これがまずは大問題なのだ。
この場合をエス式に発音表記すれば
ŭejdarulz
ŭejtanluz
おーー、これは区別が難しい!!
(ついでにいうと、韓国語にはzがないので、ĝと発音しがちだが、
パンさんはどうなのかな?)
英語学習とは、ひたすらこんな表現に慣れて
たくさん覚えることなのだろうか。
エスペラントならどうかな?
konsideri regularon
atendi kaj perdi
ってところか。
エスペラントの1音節語としては
人称代名詞・定冠詞・副詞・接続詞・間投詞・数詞
くらいだろう。
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