「男たちの大和」
2006.05.05
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「男たちの大和」
「男たちの大和」をミッテに見に行った。
今日が上映の最終日だったようで、1度だけの上映だった。
始まってすぐ「見たような風景だなあ」と思っていると、
やっぱり枕崎漁港の風景だった。
2時間半すわっていたが、満足できなかった。
まあ、断片的にだがとりあえず書くと・・・
- 漁の手伝いの少年の方言
枕崎弁ではない。言葉が古すぎる。
大人に対して失礼な言葉遣いだ。 - 少年兵などとその家族・恋人などをからませて描く、
というお定まりの手法。
すすり泣く人が多かったのもこの点だろうが、
主題がぼやける。 - 佐藤純弥(監督)は何を描きたかったのか。
戦争賛美ではないのはわかる。
しかし平和追及でもない。
「薩英戦争や馬関戦争は、負けて次への力となった」
(不正確...)とかいう言葉は光るが。 - 戦闘シーンの緻密さに比べ、轟沈シーンは簡単すぎる。
船尾を挙げて一気に沈んだはずなのだが。
と、まあ、とりあえず。