Lernu Esperanton! 理論的に作られた国際共通語エスペラントを学びませんか

WPS Office Linux版インストール

カテゴリ:PC

WPS Office Linux版インストール

しばらく使っていなかったノートPC Windowsを起動したら、
「WPS Officeに変更できるのはことしいっぱい」のようなお知らせが
Kingsoftから現れたので、WPS Officeに更新しました。
もとのシリアル番号が使えたので、正規版です。

その他、いろいろ調べると、Linux版が無料であるという記事を見つけました。

以下、その導入の記録。
筆者のシステムは、Xubuntu 16.04です。

このページから一番上のdebを選択。
wps/wps01.png

このようにダウンロードされました。
wps/wps02.png

右クリックして、これを選んでインストールします。
Chromeの左下に現れるダウンロードしたものからは、
インストールが進みません。
wps/wps03.png

インストール進行中。
wps/wps04.png

これでインストールは完了です。
wps/wps05.png

メニューを開くと、WPSの3種類のソフトが並んで現れました。
wps/wps06.png

起動直後に警告。「フォントが足りなくていくつか表示できない」とのことですが、
このリンクをたどっていっても解決できません。
wps/wps07.png

最初は英語メニューで起動します。
右上の[A]をクリックすると言語メニューが出ます。(↓クリックで拡大)
wps/wps08.png

で、日本語を選んでフォントをインストールしようとすると
wps/wps09.png

ということでできません。
フランス語・ドイツ語・中国語などためしてみると、
すぐにインストールが完了しました。
どうも、日本語サポートがなされてない様子。
wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb
というパッケージを入れれば日本語化できる、
といった記事も多数あるのですが、
このパーケージはすでに削除されていて、どこにもありません。

いちばん下に成功例を追記しました


それでも、日本語やエスペラント入力は可能です。
 中国語メニューで。(↓クリックで拡大)
wps/wps10.png

ついでにここに入って、フォントをダウンロードしました。
それでもメニューに使う言語は日本語になりません。
wps/wps11.png

これで、MS Office似で、MS Windowsと共通の
Linuxで使えるソフトがLibreOfficeとあわせて
2種類になりました。

スマホでも

スマホにもインストールできます。
Androidに入れた場合。
無料のようですが、購入するともっと機能を使える、ということ。
wps/wps12.jpg

日本語化成功

メニューは日本語になっています。
名称がWPSからKingsoft 2013に戻ってしまいましたが、
中国語に切り替えると「WPS」が現れます。(なにもつかない言語もある)

(↓クリックで拡大)
wps/wps13.png

このためには、ターミナルでつぎのようにしました。

$ sudo apt install git
$ git clone git://github.com/wps-community/wps_i18n.git
$ sudo apt-get install libqt4-dev 
$ cd wps_i18n
$ cd ja_JP 
$ sudo make install

名称をKingsoft 2013→WPSに正常化

sonic様のご教示により、名称をWPSと正常に表示できます。
(コメントの内容に若干追記しました)

Windows版WPSのja_JPを探します。
筆者の環境では次のところにありました。

  • Program Files (x86)> Kingsoft> WPS Office> 10.8.0.6186> office6> mui> ja_JP

これをフォルダごとコピーしておきます。

筆者のxubuntuではWPSのja_JPは次のところにあります。

  • ファイルシステム>home>bel>wps_i18n>ja_JP

念のためフォルダ名を_ja_JPとかに変更しておきます。
このwps_i18nフォルダの中にさっきコピーしたja_JPフォルダを貼りつけます。

元の_ja_JPにあるMakefileをコピーしてきて、
新しいja_JPに入れます。
ターミナルを起動して、次を打ち込みます。

cd wps_i18n
cd ja_JP 
sudo make install

これで名称がKingsoft 2013→WPSと正常化されます。

追記: 2018-03-11 11:40

a:19933 t:2 y:1

コメント

  • 名称表示 Kingsoft 2013→WPS

    日本語言語パッチエラーの対策ありがとうございました。感謝致します。 お礼に日本語での名称表示をKingsoft 2013からWPSに変更する方法をお伝えします。Windows版WPSからjp_JPフォルダを抜き出しwps_i18n中のja_JPと入れ替えます。そして、この中(jp_JPフォルダ)にもともとのlinux版のMakefileを入れます。その後、
    $ cd wps_i18n
    $ cd ja_JP
    $ sudo make install
    でOKでした


  • ありがとうございます!

    おかげさまで、無事に日本語化できました!本当に助かりました、ありがとうございます!


  • Re: 名称表示 Kingsoft 2013→WPS

    >>1
    ありがとうございます。さっそく試してみます。
    システムからのコメントお知らせメールをみのがしたのか、お返事が遅れてすみません。


  • Re: ありがとうございます!

    >>2
    お役にたてて幸いです。
    なお、sonic様より、「名称表示 Kingsoft 2013→WPS」もありますので、ご参照ください。


  • 表示変更について

    日本語化参考にさせてもらったで,以下書置きしていきます.

    > Windows版WPSからjp_JPフォルダを抜き出し
    わざわざWindows版から抜き出さなくても,

    $ cd wps_i18n/ja_JP
    $ grep -r Kingsoft ./* | grep 2013 # "Kingsoft hoge 2013" に変換しているファイルを探す

    以下の3つが原因のはずなので適当に編集する
    $ vi ./ts/etresource.ts
    $ vi ./ts/wppresource.ts
    $ vi ./ts/wpsresource.ts

    でmakeする

    $ make install

    で如何様にも変更可能です




認証コード1388

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional