「第五共和国」前後の歴史
2006.06.05
カテゴリ:コリア
「第五共和国」前後の歴史
松原孝俊『ハンドブック 韓国入門 ことばと文化』第2版(2002、東方書店)には、
解放後の韓国の歴史が俯瞰されている。
小見出しを掲げて簡単な私注を加えてみる。
1.李承晩を倒した学生革命
- 初代大統領이승만の長期政権は学生革命によって倒された。1960年のこと。
当時の野党から第2代大統領張勉장면が選ばれたが、急速な民主化により社会が混乱。
尹潽善윤포선大統領に(?)
2.クーデターから維新改革へ
- 1961年朴正煕박졍희の軍事クーデター。
1963年大統領に。第3共和国スタート。
1972年維新憲法で独裁強化。第4共和国スタート。
1979年10月側近に射殺される。
崔圭夏최규하大統領に。
3.全斗煥と第5共和国
- 1979年12月全斗煥전두환軍事クーデター。
1980年の大量虐殺の光州事件のあと大統領に就任。
第5共和国という。
4.民主化への道
- 1987年全斗煥退任のあと、野党の乱れにより、
クーデターに荷担した廬泰愚노태우が大統領に。
5.文民政権の誕生
- 1993年金永三김영삼、第14代大統領に。
6.民主化への厳しい道
- 1998年金大中김대중、大統領に。
------- - 2003年廬武玄노무현、大統領に。
- 2008年???
「第五共和国」では上の2の終わりあたりから始まり、
3の全部、4と5にさらりと触れて終わっている。