電子書籍で読書 3種類の方法
2006.07.01
カテゴリ:PC
電子書籍で読書 3種類の方法
6/29以来、電子書籍を読むことに熱中して、
この二日間、全くテレビ・ビデオを見ていない。
青空文庫からダウンロードしたデジタル本を読む方法はいくつかある。
- コンピュータで読む
これはまずリーダーであるT-Timeをダウンロード、インストールし、
拡張子がebkまたはbookの書籍を読み込めばよい。
縦書きで(横書きもできる)文字のサイズ・フォント・行間、
思いのままだ。txtもhtmもOKだ。
- Willcom zero3で読む
コンピュータ経由(MS ActiveSyncをセットアップすればよい)で
zero3のメモリに転送する、
あるいは、zero3で直接青空文庫からダウンロードする。
再生可能なファイルは拡張子がtxt、htm、pdfである。- txtのものは、19字×16行で表示される。
150%ズームにすると13字×11行だ。
すこし大きい感じがして実用的でない気がする。
フォントは丸っこいゴチである。見やすい。 - htmのものはブラウザで表示する。
Opera8で見ると文字が小さすぎ(32字×29行)、
200%が読むのによいが(16字×16行)、
ズームするのにすごく時間がかかる。 - pdfはPicsel PDFというビューアがさくっと動いて、
ファイルサイズが大きいにもかかわらず表示は速い。
ただし、文字の大きさを変更できないので、
小さくてまず読めない。
- txtのものは、19字×16行で表示される。
- Exword で読む(DATAPLUS2などテキスト転送できる機種)
まずEX-wordテキストローダーをセットアップする。
するとコンピュータからデータが送れるようになる。
文字サイズは3種類あって、
41字×18行、30字×13行、20字×9行である。
最後がゆったり読むのに適している。
これの優れた点は、「戻る」を押して別のテキストを開いたとしても、
元のテキストの現在位置(読みかけの個所)を覚えていることだ。
新しく開いたテキストを閉じて元のテキストを開くと、
先ほどの位置で開いてくれる。
複数文書で可能で、「しおり」機能を使うまでもない。
コンピュータ上のソフトではどうしても最初のページが開くので、
これにはアドバンテージがある。
(時にはこれが煩わしくて「先頭に」ボタンがあればなあ、と思うことがある。
「設定」メニューの中にはあるけれど)
ぜひメーカーに改善してもらいたい点
- 転送するファイル名がANK8文字+".TXT"では昔のMS-DOS時代である。
現在のWindwosの標準程度はほしい。 - フォルダ(ディレクトリ)を作れるようにしてほしい。
コンテンツが多くなると整理したい。 - EX-wordでのテキスト・コンテンツの配列が整理できない。
コンピュータ側のEX-wordでの配列と一致しない。 - EX-wordからコンピュータへ転送する機能がない。
たぶん辞書コンテンツを勝手にコピーされないための制限だと思うが、
自分が転送したものぐらい、元に書き戻せて欲しい。
これができないと、
コンピュータ側に常にオリジナルを持っておかねばならないから。 - いまテキストのどの位置を読んでいるかの表示がない。
「↑↓」とだけ表示されている。
あと何ページあるのか、数ページなのか、100ページなのか知りたい。
T-Timeやブラウザでは現在位置がわかる。 - 左上にただ「テキストビューワー」と表示されているところに
ファイル名を表示するようにしてほしい。
いろいろな本を読んでいるうちに
「あれ、いま読んでいる本の名前はなんだったっけ?」
と思うことがあるのだ。 - 行間をもっと広くする機能、
1行の字数を少なくして読みやすくする機能が欲しい。 - 願わくば、本を読むのに疲れない、
目にやさしいフォントを搭載してもらいたい。
辞書をひくのと、本を読むのとでは、文字に接する時間が大きく違う。 - (これはできたらということですが)
「ページ送り」キーが本体の右側に(も)あればいいなあ。
長く読んでいると、今の左よりの位置ではページをめくりにくい。コメント