ieの危険性とパッチ
ieの危険性とパッチ
Internet Explorerがver6~11にかけて
重大なセキュリティの欠陥があるという。
昨日~本日の新聞などで大々的に報じられ、
ChromeやOperaを使うよう推奨された。
自分でこの欠陥を除くためには
- vgx.dll
Microsoft Vector Graphics Rendering(VML)
という、画像処理の一部をになうプログラムを
停止すればいいそうだ。
- _vgx.dll
などと名前を変えれば、動かなくなるだろう。
ただし、正常な画像処理ができなくなるのは
しかたがない。
※念のため
Win7Proのie11のシステムを探してみたが
このファイルは見つからなかった。
隠されているか、別バージョンのファイルなのか。
なお、「IE6~11の深刻な脆弱性の対策ソフト」
というページがあった。自己責任でどうぞ。
ずっと先になると予測されたこのパッチが
Microsoftより本日公開された。
サポートをうちすてたXP用のパッチも公開するという。
Win7 64bit ie11用の修正プログラムは
- KB2964358
である。
ieはほとんど使っていないが、更新した。
ieを使うな、といっても問題がある。
事実上ieが推奨環境になっている場合だ。
たとえば、ゆうちょダイレクトへのアクセスは
ieに限定されている。
フィッシング防止のために「PhishWallをご利用ください」というのだが、
「ゆうちょダイレクトでは、本日(2013年11月5日)からしばらくの間、
Firefoxによるゆうちょダイレクトのご利用を停止しております」
と、ie以外はアクセスできないのである。
たしか国税庁の税申告ページも推奨環境はieで
他のブラウザではpdfが表示できないなどの不具合があった(経験済み)。
あまりにもieにこだわり過ぎていて、
この結果となっている。
ちなみに、わたしのWinでの常用は
- Chrome
- Firefox
- Opera
- Sleipnir
Androidタブレットにも同じものを入れ、
UbuntuではChromium、Firefoxを入れている。
(Chromiumは標準環境でインストールされる)
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