電子ブックリーダーとしてのDM100
電子ブックリーダーとしてのDM100
2011年12月10日旧記事再録
DM100の新しい機能の一つとして、
縦書きできることがあちこちに報告されていますが、
「電子ブックリーダー」としても使えるのではないかと思って試してみました。
青空文庫からテキスト形式をダウンロードします。
zip圧縮されているので解凍してtxtファイルを得ます。
それを取り込んで縦書きモードにすると、できました。
ただし、ふりがなになる<>に囲まれた部分がそのまま表示されるので、
じゃまっこいですが、読めます。
最近の電子辞書にもこの機能がついていますが、やはり<>はそのまま表示されています。
CASIOの EX-word "XD-GP6500"と比較してみます。
GP6500では文字の大きさは3種類です。
わたしはいつもいちばん大きい文字で読んでいます。
1行11字で15行です。
字体は平べったい明朝体です。
変更はできません。
バックライトもあるので、ポメラと同じ雰囲気です。
液晶はほとんど同サイズでこころもち小さいです。
DM100では文字の大きさはが8種類もあります。
この文章を打っているときの文字サイズは、
小さい方から5番目(32ドット)です。
1行16字です。
少し行間を広げたモード(1/2行)で16行です。
もう一段階文字を大きくすると、
文字のギザギザが目立ち、興ざめです。
字体は丸ゴチック固定です。
バックライトはこちらのほうがきれいです。
特徴あるのは、数字の0が、真ん中にスラッシュがはいっていること。
全角文字でも半角文字でも同じです。徹
底してオーとゼロを区別しているのですね。
この両方に共通する、電子ブックリーダーとして困ったこと。
それは、いま全体のどの位置にいるのか表示されないことです。
あとどれぐらいで読み終わりそうなのか目安がないと、落ち着きませんね。
あと10ページなのか、300ページなのか。
紙の本ならみたとたんにわかるのですが。
[F7]で総文字数と総行数は表示できるのですが、
現在位置がわかりません。
これは電子ブックだけでなく、長文になった場合は必要な機能でしょうね。
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