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読了 Xavier - Antaŭ Du Mil Jaroj, finlegita

読了 Xavier - Antaŭ Du Mil Jaroj, finlegita

libro/antaudumiljaroj.jpg
(ポルトガル語によるブラジル文学)

originalo: Francisco Candido Xavier(1910-2002), 1939
traduko: L.C. Porto Carriero Neto
publikigo: 1951, Rio de Janeiro, Brazilo

  • 元老院議員プブリウス・レントゥルスは、重病の幼い娘フラウィアのために転地療養にパレスチナに向かう。路上石を投げつけたサウルをガレー船送りにしたことが悲劇の始まりであった。
  • 妻リウィアもプブリウスもそれぞれ、死にかけていたフラウィアの最後の頼みの綱として、評判になっていたナザレの預言者イエスを訪ね、深い感銘を受ける。その時娘はいやされる。だがプブリウスはイエスのおかげだとは信じない。
  • その後息子が拉致されるが、巻末にいたるまでプブリウスはそれがサウルの父の恨みだとは知らなかった。
  • 一方イエスの救命に、リウィアはユダヤ総督ピラトを訪ねる。しかし、その姿を見たプブリウスは不倫と信じ込み、夫婦の間の断絶は決定的となる。そしてイエスは苦しめられて処刑されてしまう。
  • 傷ついたまま長年をユダヤで送っていたプブリウス一家は、死期を悟った友人フラミニオの頼みでローマに帰還する。そこで起こる友人とその妻の死、その二人の息子がフラウィアを巡って繰り広げる愛憎劇に、豪商となっていた解放奴隷のサウルまで加わり、殺人劇に発展する。
  • 残虐な皇帝ネロ、カタコンベでの礼拝襲撃、闘技場でのキリスト教徒虐殺、毒殺事件、フラウィアの不幸な結婚生活、エルサレムの崩壊、そしてポンペイに移り住んだプブリウスの眼前でベスビオ火山が噴火する中、この物語は幕を閉じる。
  • 美しいエスペラントで心情や光景が事細かに描写されていて、すぐれた文学だ。
    巻末にある書評も、文体のすばらしさを褒めている。

前回同様、15pずつ読む計画を立てた。

2月15日21 ~ 3515 p
2月16日36 ~ 5015 p
2月17日51 ~ 6515 p
2月18日66 ~ 8015 p
2月19日81 ~ 9515 p
2月20日96 ~ 11015 p
2月21日111 ~ 12515 p
2月22日126 ~ 14015 p
2月23日141 ~ 15515 p
2月24日156 ~ 17015 p
2月25日171 ~ 18515 p
2月26日186 ~ 20015 p
2月27日201 ~ 21515 p
2月28日216 ~ 23015 p
3月1日231 ~ 24515 p
3月2日246 ~ 26015 p
3月3日261 ~ 27515 p
3月4日276 ~ 29015 p
3月5日291 ~ 30515 p
3月6日306 ~ 32015 p
3月7日321 ~ 33515 p
3月8日336 ~ 35015 p
3月9日351 ~ 36515 p
3月10日366 ~ 38217 p
3月11日383 ~ 39917 p

さあ、次の本にかかろう。

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