源氏のエスペラント帖名変更
2016.04.30
カテゴリ:エスペラント
源氏のエスペラント帖名変更
源氏物語の帖名のエスペラント翻訳は
まずは文字から想像されるものからつけた。
いままでの知識も動員して。
しかし、取り組んでいるうちに
もっといいのがあったり、
まちがってつけていたものがあったりして、
変更したものがいくつかある。
- 8 花宴 Flora festeno → Florfestenoj
桜の宴と藤の宴が行われたので - 40 御法 La Ordono → La Instruo → La Ceremonio
法要の意味だと歌の中でわかったので
次はまだ取り組んでいないが、
- 30 藤袴 La Fortunea Eŭpatorio →
細かい学名にこだわらず Eŭpatorioだけでいいのでは? - 41 幻 La Iluzio → La Magiisto らしい
細かい学名にこだわらないとすれば
- 36 柏木 Denta Kverko → Kverko
でもいいことになるが、樫と柏は日本では区別している
迷い迷いのものもある。
- 1 桐壺 La Sinjorino de la Ĉambro Paŭlovnio
意味するところはこうなんだが、長すぎる
Kiri-tubo とすると、外国の読者には意味が伝わらない
人物名も、次はとりあえず
薫 Kaworu → Kavoru
匂 Nifofu
としてあるが、意味が消えている。
惟光(これみつ)など、数名を除いて、
源氏での登場人物のほとんどは
あだな、であることを忘れてはならないと思う。
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