ePub編集のテクニック【注釈をつける/消す】
2015.12.16
カテゴリ:PC
ePub編集のテクニック【注釈をつける/消す】
つぎのような文があります。
무서운 질투의 불길을 태웠다.
(「恐ろしい嫉妬の炎を燃やした」の意)
この불길に赤字でこのように注釈をつけたい。
次のようにタグを書き込めばできます。
무서운 질투의 <ruby><rb>불길</rb><rt><font color="red">炎</font></rt></ruby>을 태웠다.
構造はこうなっています。
<ruby><rb> 本文 </rb><rt><font color="red"> 説明 </font></rt></ruby>
タグの分量が大変です。
そこで実際は次のように書き込んで
#불길$炎%
編集の最後で、次のように置換しました。
# → <ruby><rb> $ → </rb><rt><font color="red"> % → </font></rt></ruby>
# $ %はキーボードでお隣に並んでいて使いやすかったのです。
注釈を左よせにする (追記しました)
上の例では注釈は自動的に中央寄せになります。
左よせにしたいときは次の箇所を変更しましょう。
<rt> → <rt align="left">
# → <ruby><rb> $ → </rb><rt align="left"><font color="red"> % → </font></rt></ruby>
注釈を消す
さて、注釈をつけている最中に本文の入力ミスに気づくことがあります。
注釈を消した正本を持っておきたい場合は次のようにします。
- 注釈つきの本文をワープロなどに貼り付ける。
(</head><body>の次から</body></html>の前まで) - 置換機能の正規表現を使えるようにする。
(これがないワープロなどなら別のソフトに変える) - 置換前の窓に次を入れる。
<ruby><rb> - 置換後の窓は空欄にして[実行]。
(これで該当文字が消える) - 置換前の窓に次を入れる。
</rb>.+?</ruby> - 置換後の窓は空欄にして[実行]。
(これで</rb>~</ruby>の部分がすべて消える) - このテキストをePubのもとの箇所に貼り付ける。
これで注釈のない、入力ミスの訂正されたものができあがります。
なお、置換機能のついたePubエディタなら、
本文をコピーするてまはかかりません。
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