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エスペラント16条文法再考

エスペラント16条文法再考

日本語母語話者に分かりやすいように、
16条文法を並べかえてみました。
訳の出典は英文のGRAMMARです。
わかりやすさを旨としました。

アルファベートの表は省略。

なお、『エスペラント語の入門書』(藤本達生, 天声社, 2006)
にも順序を入れ替えた詳し~い説明があります。

内容
【文字と発音】
19ことばは書いてあるとおり読む。読まない文字はない。
210アクセントは単語の後ろから2つ目の音節にある。
316冠詞のなかのa, 名詞の語尾oは落ちることがある。アポストロフィ(')でそれに代える。
【単語と合成語】
411合成語は語根を単純にくっつけて作る(中心となる語は後にくる)。品詞語尾は単独した語とみなされる。
515いわゆる外来語(多くの言語で同じ語源から取り込んでいる語)は、そのままでエスペラントの書き方で取りこむ。同じ語でいろいろな形があるときは、基礎的なものを取る。
【品詞】(△=日本語では名詞である)
[無変化のもの] このままで単語である。語尾を追加して別の意味を作る。
65人称代名詞(△) mi(わたし), ni(わたしたち), vi(あなた), li(彼), ŝi(彼女), ĝi(それ), ili(彼等), si(自身), oni(一般の人)。所有「~の」は形容詞語尾aをつける。対格「~を」には語尾nをつける。
74数詞(△) 基本数詞は形を変えない。unu(1), du(2), tri(3), kvar(4), kvin(5), ses(6), sep(7), ok(8), naŭ(9), dek(10), cent(100), mil(1000)。~十、~百は基本数詞を組み合わせる。序数詞は形容詞語尾aをつける。倍数はoblをつけ、分数はonをつけ、組みにはopをつける。分配には前置詞poを用いる。oをつけて名詞、eをつけて副詞とする。
[追加] 語尾を追加しないと単語にならない
82名詞は語根にoをつけて作る。複数形は単数形にjをつける。主格と対格の二つの格がある。oを語尾に持つものは主格(名格)であり、対格は主格にnをつける。ほかの格は前置詞を名詞の前に置く。deは(~の)、alは(~へ)、kunは(~と)。その他、必要な意味の前置詞を使う。
93形容詞は語根にaをつけて作る。数と格のは名詞と同じである。比較級は形容詞の前にpliを置き、比較されるものはolの後にくる。最上級は形容詞の前にplejを置く。
107副詞は語根にeをつけて作る。比較級・最上級は形容詞と同じである。
116動詞は数や人称で形が変わらない。
「~する」はasをつけ,「~した」はisをつけ,「~するだろう」はosをつける。
「~するなら」はusをつけ,「~せよ」はuをつけ,「~すること」はiをつける。
「~している~」はantをつけ,「~してしまった~」はintをつけ,「~するだろう~」はontをつける。
「~されている~」はatをつけ,「~されてしまった~」はitをつけ,「~されるだろう~」はotをつける。
「~される」の文を作るには、動詞 est/iと「~する」とを組み合わせる。動作を行っているものをあらわす前置詞はdeである。
日本語にない品詞】
121不定冠詞はない。定冠詞laは性・数・格による変化はない。
138前置詞のあとは主格(名格)が来る。
1413場所を表す名詞や副詞に、対格のnをつけると、移動をあらわす。
1514前置詞にはそれぞれの意味があるが、ふさわしい前置詞が見つからなければ、きまった意味のない前置詞jeが使われる。誤解がありそうにないとき、jeに代わって、前置詞ぬきで対格語尾nを用いてよい。
1612文中に打消しの語があったら、二つ目は使えない。

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