源氏物語エスペラント訳の略史
源氏物語エスペラント訳の略史
この9か月でとりくんだ源氏物語の帖は次のとおり。
2016-04-04~2016-12-29
- 第8帖 花宴 Florfestenoj
- 第11帖 花散里 Falanta Floro
- 第16帖 関屋 La Kontrolejo
- 第27帖 篝火 La Torĉo
- 第30帖 藤袴 La Eŭpatorio
- 第34帖 若菜上 Juna Verdaĵo A
- 第35帖 若菜下 Juna Verdaĵo B
- 第36帖 柏木 Denta Kverko
- 第37帖 横笛 La Fluto
- 第38帖 鈴虫 La Ksenogrilo
- 第39帖 夕霧 Vespera Nebulo
- 第40帖 御法 La Ceremonio
- 第41帖 幻 La Magiisto
- 第54帖 夢浮橋 La Flosponto en la Sonĝo
これに藤本達夫訳の2帖
- 第1帖 桐壺 Kiricubo
- 第2帖 帚木 Hahakigi
を加えると、16帖、全体の26.9%が翻訳されたことになる。
http://esperas.info/index.php?genzi
外部サイト 『源氏物語』翻訳史
田村復之助訳
田村復之助(1906-1969)訳のものが数帖ある。
La Movado(関西連盟)1963-01に「桐壺まもなく完成」とあり、
Ponteto(関東連盟)の旧号(2008年?)によると、
第4帖 夕顔
第5帖 若紫
第6帖 末摘花
第7帖 紅葉賀
第9帖 葵
がPonteto編者の手元にあるという。
謄写版刷りで、品質がわるく、数部印刷された。
Pontetoに連載されかけたが、すぐに中断した。
また「原稿は八ヶ岳エスペラント館に」(LM2008-10)あるという。
おそらく「第1帖 桐壺」~「第9帖 葵」までは、
翻訳されたと思われる。
Genji-monogarati(4) Jugao
Majo 1963 tradukita de Huku Tamura
となっている。いまから57年前のことだ。
夕顔はこちら。
大越啓司訳
第1帖 桐壺
があるとのこと。サイデンステッカーの英訳を参考に。
詳しいことは不明。
鷺水亭より
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